クリエイティブな作業も含めて、自動化できるところはAIが担います。人は最後の確認だけ。AIが9割、人が1割を目指して、作る・発信する・分析する・改善するを1つの基盤で回しています。
AI工場OSは、私自身が抱えていた悩みを解くために作りました。同じ悩みをお持ちの方に、まず読んでいただきたい内容です。
制作も、発信も、営業も、開発も、管理も。一人(少人数)では、とても回し切れない。AIに任せたいが、任せきりは不安。
記事や動画といったクリエイティブな作業も含めて、AIが自動で進めます。人は最後の確認だけ。AIが9割、人が1割を目指した分担で、任せきりにならずに回せます。
こんなお悩みも、同じ仕組みで解決しています
作りっぱなしで、結果を見て次に活かすところまで手が回らない
公開後のアクセスデータを自動で取得し、AIが改善提案まで作成。提案は「検討開始/見送り」で管理できます
案件・発信・収益・改善があちこちに散らばり、全体の状況が見えない
1つの管制塔で、プロジェクト・改善・収益をまとめて確認できます
AIを使っても、その場の指示と個人の腕前に頼りきりで、仕組みとして残らない
役割・工程・成果物・実行ログが仕組みとして残るので、同じ流れを何度でも再現できます
これらはすべて、私自身の悩みでした。だから、自分で作り、自分で毎日使っています。
自動化できるところは、クリエイティブな部分も含めてAIに任せます。人が担うのは、内容を確かめ、公開や送信を決めるところです。
「9割・1割」は実測した割合ではなく、役割分担の設計上の目標です。開発系の工程は、AIが実装仕様書を作り、人が承認すると、実装はClaude Code(これもAI)が進めます。承認した仕様書は自動でClaude Codeに渡されて実行され、完了するとAI工場へ戻ります。
作って終わり、にしないのがAI工場OSです。公開した結果を取得して分析し、改善を次の制作へ戻す。この循環を1つの基盤で回します。
↺ 改善した結果は、次の「作る」へ戻ります
業務を「担当者ごとの属人的な作業」ではなく「AIと人が交互に手を入れる1本のライン」として捉える。
それが、AI工場OSという名前に込めた考え方です。業務の種類ごとにこのラインを「工場」として並べ、1つの管制塔から横断して見ます。

AI工場モニタの管制塔画面(実際の画面。金額は非表示にしています)
業務領域ごとに独立した7つの「工場」が並び、それぞれがAgent(AIの担当者)・Task(実行単位)・Artifact(成果物)・Workflow(工程の連なり)という共通の部品で動きます。工場同士は直接依存せず、成果物を介してゆるやかに連携します。7つの工場は、「作る」「発信する」「分析する」「改善する」と3つの管理を、次のように分担しています。
工場ごとに、実際にどんなことをしているかを、画面とあわせてご紹介します。
素材収集から執筆、事実確認、公開まで、ブログ記事の制作を自動で進めています。クライアント向け記事は構成案の承認から本文の仕上げまで自動で進み、修正は対話形式で、どこがどう変わったかを確認しながら行えます。公開後はアクセスデータを取得して分析・改善工場に引き継ぎ、リライト提案・動画化までつながります。

コンテンツ・SEO工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
制作したコンテンツを発信して見込み客を集め、案件につなげる工場です。公開した記事・Note・YouTube動画を、X・Threads・LinkedIn・Facebook・Instagramそれぞれの文体に合わせた告知文にして発信し、集客します。そこから届く問い合わせや、ランサーズ/クラウドワークス/Wantedly/LinkedInなどの案件メールはGmailの監視で自動検知し、返信文・提案の骨子・料金の目安、または応募文の下書きをAIが作成します。実際の送信・投稿は人が行います。

マーケティング・集客工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
自社プロダクトの企画から、要件定義、設計、実装指示書づくりまでを行う工場です。実装はClaude Code(AI)が担い、人は仕様書を承認するのが役目です。

自社AI開発工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
iOSアプリの企画から、実装、実機での動作確認までを、この工場で行います。管制塔のiPhoneアプリも、この仕組みで作りました。

iOSアプリ開発工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
案件やプロジェクトの進捗を正確に集計し、レポートを作成する工場です。あわせて、思いついたことを自由入力するだけで、AIが「ナレッジ」「予定」「アプリの企画」のいずれかに振り分けて提案する『クイック入力』機能も、この工場が担当しています。

PMO・プロジェクト管理工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
「分析」と「改善」を担う、循環の要の工場です。公開した記事の検索流入(Google Search Console)やインデックス状況、運転データ(実行状況・アラート・KPI・収益)を正確に集計し、そこから改善提案だけをAIが作成します。集計自体はAIに任せません。

分析・改善工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
実際の売上データを正確に集計し、収益化の状況を見える化する工場です。案件・業務委託、コンサル・顧問、Note販売、SaaS・ツールなど、収益源ごとの内訳をAI工場モニタに反映します。

収益化工場の詳細画面(実際の画面。数値はデモデータです)
どの工場も、進み方は同じです。作る作業の大半はAIが進め、人は外部公開など重要な操作の手前で確認します。AIに任せきりにせず、かといって人がゼロから作るのでもありません。
各工場には、業務ごとの役割を持ったAgent(例:構成作成、本文執筆、市場調査)が登録されています。AgentはTaskを実行してArtifact(成果物)を生成し、複数のTaskをつないだものがWorkflowです。外部公開・外部送信・本番反映・重要データ変更を伴うステップには承認フラグが立ち、これを通らない限り完了扱いにはなりません。

承認待ち画面(実際の画面。デモデータです)。「外部公開・外部送信・本番Deploy・決済・契約・重要データ変更は人間の承認なしに実行されません」という方針をそのまま画面にしています
承認不要な工程(市場調査や構成案づくりなど)は、夜間に無人で実行するワーカーに任せています。1回の起動で実行するTask数・Workflow数の上限、1日あたりのAI利用コスト上限、古くなった実行ロックの自動解放、二重起動の防止を設けたうえで、Windowsのタスクスケジューラから定期実行しています。暴走を防ぎながら、人の手が空いていない時間帯も業務を進められる仕組みです。
毎日02:00の定期実行では、収益化工場が売上の点検と報告を、分析・改善工場が運転データの分析を、PMO・プロジェクト管理工場が案件の進行確認と朝の報告を、それぞれ無人で進めます。夜の間に整理された内容を、朝にまとめて確認できます。

アラート画面(実際の画面。デモデータです)。コスト超過や実行完了のお知らせもここに集約されます
AIの出力を点数で評価し、攻撃への強さも試す。
AIに仕事を任せる以上、「出てきた内容が正しいか」「悪意ある指示に引きずられないか」を確かめる仕組みが欠かせません。AI工場OSは、AIの実行・評価・安全性の確認・改善を、同じ基盤の上で一体化しています。評価の基準も、攻撃テストの中身も、ゼロから独自に設計しました。

AI QUALITY & SECURITYの全体像(イメージ図です。点数などの数値は例示です)
Agentが作った出力を、正確性・根拠との一致・ハルシネーション・指示の遵守の4つの観点で評価します。点数はAIの感覚には任せません。AIの判定は「材料」にとどめ、最終の点数は決まった計算式で確定します。同じ結果なら、いつ計算しても同じ点数になります。
Agentに、あえて攻撃を仕掛けるテストです。次の3種類を試します。
禁止事項や許容条件を「ポリシー」として登録できます。全体・工場・Agentの単位で設定でき、品質やリスクの重みも、会社の基準に合わせて上書きできます。
ダッシュボードに「AI品質・セキュリティ」の欄を設け、品質の点数とセキュリティのリスクをまとめて確認できます。要対応の品質評価と、未解決の漏洩は、メニューに件数が出るので見落としません。評価や攻撃テストに使ったAIの呼び出しも、すべて実行ログに残ります。
AIに実行を任せる以上、「何をしているか分からない」状態は避けなければなりません。権限管理・承認記録・監査ログをセットで設計しています。
コンセプトの説明だけでなく、実際にAI工場OSが動かして生まれた成果物をご紹介します。
1本の記事を起点に、循環を実際に一周させています。人が手を入れるのは、承認と、改善案を採るか見送るかの判断だけです。
自社ブログと同じラインを、クライアント向け記事の制作にも使っています。構成→承認→本文執筆を、複数の記事で並行して実行できます。
公開した記事の内容をもとに、姉妹プロジェクトの動画生成基盤と連携してYouTube動画を自動生成しています。ナレーション・字幕・シーン構成までを一気通貫で作成し、Instagramリールやショート動画向けの縦型動画も作れます。投稿は人が確認してから行います。
ランサーズ・クラウドワークス・Wantedly・LinkedIn・LPの問い合わせフォームなどから届くメールをGmail経由で自動検知し、AIが内容を要約して返信・応募の下書きを提案します。見逃しを防ぎ、対応の初動を早くします。
企画・要件定義・設計から、Claude Code向けの実装指示書・テスト観点・リリース手順までをAIが作成します。人が仕様書を承認すると、実装はClaude Code(AI)が進めます。AI工場OS自体の機能追加も同じ方法で行っており、自分が使うツールを、自分で作り、使いながら直していくサイクルを実践しています。
Web検索による競合調査、MVPスコープの評価、UI設計までをAIが担当し、SwiftUIで実装したアプリを開発者本人の物理iPhoneに実際にインストールして動作を確認しています。サーバー側の認証をBearer Token方式に対応させ、実データでの接続まで実装しました。
承認不要な工程を対象に、1日あたりのコスト・実行数の上限を設けたうえで夜間に自動実行しています。実行が失敗して残ったロックは一定時間で自動解放し、翌朝には結果をサマリーとして確認できます。
AI工場OSで実践しているのは、コンテンツ制作や開発に限った話ではありません。業務を「工場」に分けて、AIが9割を担い、人は最後の確認をするラインを1つずつ作っていく、という考え方そのものです。8つの領域に当てはめると、たとえば次のような工場の分け方が考えられます。
ダッシュボードのAI工場マップは、あくまで私の好みで作った工場マップです。デザインやレイアウトは、貴社に合わせてカスタマイズできます。
※ 実際の導入事例ではなく、業務の分け方の一例です。貴社の業務に合わせた分け方をご相談いただけます。
AI工場OSはClaude Code(Anthropic社のAIコーディングツール)を用いて内製しています。技術スタックはNext.js・Prisma・SQLiteです。
AI工場OSは、貴社の業務に合わせてフルカスタマイズして構築します。「AIが9割を担い、人が最後の確認をする」「全実行を記録する」という設計思想は、業種を問わず応用できます。同じ悩みをお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。
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